澄んだ天井
海を脇に白一点
広大な砂丘を聞く
遠のく雁の大群
顔知る面々も転々
青いキャンバスを背に
海風はしけた肌を撫でる
何がそうさせたのか
でも今であっても
空漠空間の中でしか
私だと到底思えなかった
生きているという実感に渇いていた