ひとときの幸せは
包まれた白い高揚感は
一息ついては落ち着いて
黒く塗りつぶされる
そうして気づく
不可逆性の闇の存在
きっと小説の中じゃありがちなジレンマ
先走った死生観
真実は数奇 マジックナンバー
顔を見せたあなたは私に泣きついたんだ
泣いた理由は一つじゃなかったから
負けん気で耐え抜く答え探しの衝動
シャボン玉のようあの日のやりとりはインビジブル
悪意を受け取ってラベリングするのはもう禁止事項
見失った物語は隠して
水たまりが着地点
じきにも分からないままの羅針盤
背中から飛び込めるほどの安心感